記事の中にフォーラムを!
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もしかしたら、これを読んでいる読者の中には、記事の中にフォーラムを出現させたい、なんて一風変わった事をしたい人もいるかも知れません。ここではフォーラム風の表現を可能にする構文をお伝えします。
注意点: この文章には、以下の形式で書かれた構文が頻出します。
[[include :rtas:puseudo:hoge]]
Code:1
上記の構文の内"hoge"には、その構文に合わせた様々な文が書き込まれます(ここからでるincludeの構文を見ると、"include :rtas:puseudo:"という文までは全て共通している事がわかります)。
アカウント: フォーラムではスレッドの作成者及びポストの投稿者のアカウントが表示されます。
日付について: wikidotのフォーラムでは日付がイギリス式に表示されます。つまり以下の順番です。
日 月 年 時間
例えば2017年4月2日の12時8分だと以下の様に表記します。
2 Apr 2017 12:08
日本での日付表記と順番が違うの注意してください。また、月に関しては以下のようにアルファベット3文字で表します。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 |
---|---|---|---|---|---|
Jan | Feb | Mar | Apr | May | Jun |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
Jul | Aug | Sep | Oct | Nov | Dec |
以上を踏まえて日付の記述をおこなってください。
(応用)日付(UNIX)について: UNIX時間とはコンピューターシステム上での時刻表現の一種です。協定世界時 (UTC) での1970年1月1日午前0時0分0秒から形式的な経過秒数として表されます。
ここでUNIXの説明をしたのは、構文に使われるからなのですが、
そもそも…Wikidotの日付はUNIX時であらわされます。
[[span class="odate time_1599231600 format_%25Y%E5%B9%B4%25m%E6%9C%88%25d%E6%97%A5%2C%25H%3A%25M%25Z%7Cagohover" style="display: inline;"]]#############[[/span]]
#############
とまあ、上記の構文がListPagesだったりDateに使われています。
で、UNIX時を使いたいけど、変換方法がわからない…
そんな時は下記のモジュールをお使いください。1
フォーラムのタイトル: フォーラムの各スレッドの上部には、スレッドのタイトルとそのスレッドのカテゴリーが書かれています。例えば下の様にです。
記事の中にフォーラムを!
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上記の表現は下の構文で実現できます。
[[include :scp-jp-sandbox2:inc:addspecialcss]]
[[div class="DummyForumTitle"]]
記事の中にフォーラムを!
* Forum
* フォーラムディスカッション / 一般
* 記事の中にフォーラムを!
[[/div]]
Code:2
[[div class="DummyForumTitle"]]~[[/div]]の間に文章をそのまま打ち込むとそれがタイトルに、リスト(番号なし)を書き込むとそれがカテゴリになります。
サマリー: フォーラムではスレッドのタイトルの下にそのスレッドの趣旨を記述するサマリーが配置されています。
上記のサマリーは以下の構文によって作られています。
[[include :rtas:pseudo:summary-alt
|date=2 Apr 2017 12:08
|post=3
|user=RTa_sub
|summary=block]]
フォーラムっぽい記事を書きたい!
[[include :rtas:pseudo:summary-end-alt]]
Code:3
ここでuser等の各種設定をおこなっていますが、その意味を説明します。これらの設定項目は以下の事を意味します。
項目名 | 設定内容 |
---|---|
user | アカウント名を入力してください |
date | スレッド作成日を入力してください |
post | ポスト数を入力してください |
cate | ※後述します |
page | ※後述します |
summary | ※後述します |
Explain:1
上記の内のsummaryという設定に関してですが、まずは下記のサマリーをご参照ください。
このサマリーには説明文が記述されていませんが、同時に「サマリー」という文章も消えています。実はサマリーに何も書き込まない場合は、この「サマリー」という4文字も表示されないのです。この文字を消したい場合は上記の設定項目の内summaryをnoneにします。
[[include :rtas:pseudo:summary-alt
|date=2 Apr 2017 12:08
|post=3
|page=記事の中にフォーラムを!
|cate=false
|summary=**none**]]
[[include :rtas:pseudo:summary-end-alt]]
Code:4
「サマリー」という文字を表示する場合はここの設定はblockにしてください。
サマリーを表示する | サマリーを表示しない |
---|---|
summary=block | summary=none |
次にcateとpageという設定に関してですが、下記のサマリーをご参照ください。
2つ目のサマリーを比べていただければわかりますが、「ここは次のページに関するディスカッションです:OOO」という文言、「スレッドを立てた人:Wikidot」というものに変わっているのがわかるかと思います。というのも、ページごとのディスカッションに関しては「Wikidot」がディスカッションを作成したことになっています。「ここは次のページに関するディスカッションです:」という文言を表示する場合はここの設定はfalseにしてください。
[[include :rtas:pseudo:summary-alt
|date=2 Apr 2017 12:08
|post=3
|page=記事の中にフォーラムを!
|cate=**false**
|summary=none]]
[[include :rtas:pseudo:summary-end-alt]]
Code:5
ディスカッションの詳細を表示する | ディスカッションの詳細を表示しない |
---|---|
cate=false | cate=true |
page=以降はどこのディスカッションかを指定します。 | |
「ここは次のページに関するディスカッションです:OOO」のOOOの部分になります。 |
ポストの表示: ここが一番複雑な構文になります。はりきってまいりましょう。フォーラムにおける1つのポストは以下の様に表示されます。
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この表現は以下の構文で実現できます。
[[include :rtas:pseudo:post-alt
|user=RTa_sub
|date=2 Apr 2017 12:08
|title=記事の中にフォーラムを]]
フォーラムっぽい記事を書きたいけど、どうやって書けばいいの?
[[include :rtas:pseudo:post-end-alt]]
Code:6
注意してほしいのは、難解Wikidot構文―記事の中にフォーラムを!と異なり、最後に[[include :rtas:pseudo:post-end-alt]]を追加し、[[/div]]は必要ないことです。上記の構文における各設定項目の意味をご説明します。
項目名 | 設定内容 |
---|---|
user | アカウント名を入力してください |
date | 投稿日を入力してください |
title | ポストのタイトルを記述してください |
Explain:2
さて、難解Wikidot構文―記事の中にフォーラムを!であれば、[[/div]]と[[/div]]の間にCode:7と同じ構文を挟む事で、そのポストに対する返信を表現….とありますが、この構文はそんなにうまくは作られていません…。(各スレッドを折りたためるようにしたので…)
じゃあどうするかと。ご心配なく、用意してあります。といっても複雑ではあるんですがね…
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[[include :rtas:pseudo:post-alt
|user=RTa_sub
|date=2 Apr 2017 12:15
|title=記事の中にフォーラムを]]
フォーラムっぽい記事を書きたいけど、どうやって書けばいいの?
[[include :rtas:pseudo:post-rep-alt]]
[[include :rtas:pseudo:post-alt
|user=RTa_sub
|date=2 Apr 2017 13:00
|title=Re:記事の中にフォーラムを]]
気合
[[include :rtas:pseudo:post-rep-end-alt]]
[[include :rtas:pseudo:post-end-alt]]
Code:7
項目名 | 説明 |
---|---|
:rtas:pseudo:post-rep-alt | 返信を行う際の区切りとなるincludeです。(必須) |
:rtas:pseudo:post-rep-end-alt | 返信の終わりとなるincludeです。(必須) |
:rtas:pseudo:post-end-alt | 通常と同じ、ポストの終わりとなるincludeです。(必須) |
Explain:3
恐らく何重も返信したり、1つのポストに対して複数の返信をつけると、こんがらがると思いますので、1つのポストの上下にコメントを挿入する事をおすすめします。
[!-- コメント1 Start --]
[[include :rtas:pseudo:post-alt
|user=RTa_sub
|date=2 Apr 2017 12:15
|title=記事の中にフォーラムを]]
フォーラムっぽい記事を書きたいけど、どうやって書けばいいの?
[!-- コメント1 区切り --]
[[include :rtas:pseudo:post-rep-alt]]
[!-- レスポンス1 Start --]
[[include :rtas:pseudo:post-alt
|user=RTa_sub
|date=2 Apr 2017 13:00
|title=Re:記事の中にフォーラムを]]
気合
[[include :rtas:pseudo:post-rep-end-alt]]
[!-- レスポンス1 End --]
[[include :rtas:pseudo:post-end-alt]]
[!-- コメント1 End --]
Code:8
この返信の表現はかなり複雑な構文に感じると思います。
新しくコメントを投稿する: スレッドの最後には「新しくコメントを投稿する」という文が書かれた、下記のボタンが配置されています。
これは以下の構文で表現する事が可能です。
[[include :rtas:pseudo:thread-end]]
Code:9
以上が疑似フォーラムを実現する構文です。この構文で皆様の表現の幅が広まれば幸いです。
最後に….以上の構文が疑似フォーラムを実現する構文である…と書きましたが、これら、どれか一つでも欠くと記事に致命的な損傷を及ぼします。絶対に欠かないよう、細心の注意を払ってください。
それでは、良き、構文ライフを!
Wikidot、2038年問題越えられるんですかね….。